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ノジノジテン その36
『あぶく』

海の魚は
上流に沸く水の存在を気にかけるのかな
ぼくはどこまで
海の底で
答えを探し救われようと思うのだろう
この海には終着のない
曖昧なものだらけ
時に沸き立つあぶくのように
答えが浮上しては
空にはじけ消える
答えが僕を救うなら
なんてはかない物だろう
それでも
たゆたう勇気もなく
ひたすらに泳ぎ続ける
終着は求めず
泳ぐ自分に救いを感じるまで



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