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ノジノジテン その3
「ぼくがぼくであるために」

ぼくがぼくであるために
きのうときょうとあしたがあるから
ぼくがぼくであるために
かなしみにふけるよるもある

ぼくがたがためにいきるのか
だれもいなくちゃかなしいから
ぼくはたがためいきるのか
それをしるのはやぼなのか
ぼくがぼくであるために
こどくをえらぶこともある
ぼくがぼくであるために
だれかのためにいきるだろう
ぼくがぼくであるために
きょうもうたいつづけてる

ぼくがきえてなくなって
あしたうまれるこがあれば
ぼくがきえてなくなって
わらってさいごをとげるだろ
ぼくがぼくであるために
ないてるきみにはなをあげよ
ぼくがぼくであるために
わらうきみとうたをうたおう
ぼくがぼくであるために
めざめぬきみにいのりをうたう
ぼくがぼくであるために
いきぬくきみをただただいのる
ぼくがぼくであるために
ぼくがぼくであるために


だれもうばえない
だれもけせない
だれもまよわない
だれもにくめない

ぼくがぼくであるために
あめのひはあめにまかせ
ぼくがぼくであるために
ゆうやけになみだをながす
ぼくがぼくであるために
ひとにぎりのこめをもち
ぼくがぼくであるために
きみとかれとだれかがいる
ぼくがぼくであるために
なにもなしにしんじている
ぼくがぼくであるために
だれのじゃまもゆるされない
ぼくがぼくであるために
ぼくがぼくであるために

だれもうばえない
だれもけせない
だれもまよわない
だれもにくめない
うばえない
けせない
まよわない
にくめない
かなしませない



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